部落差別をこえて
私は臼井敏男著の『部落差別をこえて』を読んだが、体験談ごとに話が分けられておりあっという間に読み終えてしまった。被差別部落の問題を扱ってる著書ということで、どことなく重い感じと読みづらそうなイメージがあった。実際に読んでみると、部落差別の奥深さ・怖さを知ったと同時に、意外にも私たちの身近に存在する問題であることに気づかされた。私はこの人権教育の講義を受講するまで部落差別の存在について深く知らなかった。講義を受け、著書を読み、インターネットで部落差別について調べてみると、私の出身である鹿児島にも多くの部落が存在しており、親戚が住んでいる地もあり大変驚いた。私は田舎で育ったが、...