現代政治2011

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    日本現代政治

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    中選挙区制とは1925年に導入され、以後1946年に一時中断をはさんで1993年の総選挙まで、衆議院議員選挙で採用されていた。1つの選挙区から3人ないしは5人の議員を選出するという世界的にあまり例のない選挙制度である。
    保守本流とは、吉田茂につながり1960年以降自民党の中心となった池田派、佐藤派とそれに連なる系統の人々を指して用いられる。また特定の政策路線、すなわち憲法改正には消極的で、安全保障面ではアメリカに基本的に依存して最小限の軍備に止め、経済に重点を置くという路線の担い手であったことが重要。
    55年体制とは1955年秋の自民党と社会党の結成の結果成立した、この2つの政党を中心として政治が運営される仕組みのこと。二大政党と呼ばれたが選挙と国会での勢力比は2:1で、永遠の与党と野党というそれぞれの役割を固定化した体制でもあった。
    革新自治体とは1970年前後、反自民諸政党の支持を受け、中央政府の経済開発路線に対抗して都市環境、公害対策、福祉などの充実を訴える地方政権として登場した。
    この革新自治体は最高時には東京都などの大都市地域を中心に140を数えるまでになり、環境福祉などの政...

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