永久凍土とは、「低温のために土層が硬く凍結したもの」(田渕洋編著『自然環境の生い立ち[第三版]−第四紀と現在』朝倉書店、2002年、pp65〜66)で、「北極圏を中心に広く分布しており、地表は主にツンドラ気候と極地砂漠になっている。永久凍土は年平均温度0〜−2℃で出現し、−6〜−8℃以下では連続的永久凍土となる」(田渕、p66)とされている。永久凍土の表面には、樹木や草本が深く生い茂り、シベリアでは針葉樹林(タイガ)が広く永久凍土表面を覆っている。極地シベリアでは、湿原性のツンドラが覆う。こうした植生地域では多くの動物を見ることも出来る。
そして、永久凍土地帯の「凍土層」は、太陽熱と地温とのバランスの上に成り立っている。活動層は、夏期に融解して地表が沈下し、冬期には再び融解したところが凍結し、地表が上昇するということを繰り返している。このバランスは非常にデリケートで、例えば「人間が自然状態に手を加える、すなわち絶縁効果をはたしている地表の植被を工事などで破壊することによって助長される」(西川大二郎・田渕洋『地理学』法政大学通信教育部、1986年、p152)のである。地表が破壊された結果、「夏季には永久凍土の融解が始まり、活動層(夏に融解する表層)が増大」(西川・田渕、p152)し、「冬季には地表面に大きな凍土が発生する」(西川・田渕、p152)ことになる。
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永久凍土とは、どのようなものか。また、永久凍土地帯で生活するには、どのような点に
注意して生活するとよいか、具体例をあげて説明せよ。
永久凍土とは、「低温のために土層が硬く凍結したもの」(田渕洋編著『
自然環境の生い
立ち[第三版]-第四紀と現在』朝倉書店、
2002
年、
pp65
~
66
)
で、「北極圏を中心に広く
分布しており、地表は主にツンドラ気候と極地砂漠になっている。永久凍土は年平均温度
0~ -2℃で出現し、-6~ -8℃以下では連続的永久凍土となる」(田渕、
p66
)とされてい
る。
永久凍土の表面には、樹
木や草本が深く生い茂り、シベリアでは針葉樹林(タイガ)
が広く永久凍土表面を覆っている。極地シベリアでは、湿原性のツンドラが覆う。こうし
た植生地域では多くの動物を見ることも出来る。
そして、永久凍土地帯の「凍土層」は、太陽熱と地温とのバランスの上に成り立ってい
る。活動層は、夏期に融解して地表が沈下し、冬期には再び融解したところが凍結し、地
表が上昇するということを繰り返している。このバランスは非常にデリケートで、例えば
「人間が自然状態に手を加える、す...