B1―細胞生物実験Ⅰ

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    理系物理学実験細胞

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    細胞生物実験物理学

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    1.目的
     全ての生物は細胞からできており,細胞は原核細胞と真核細胞とに分類される.植物や動物の細胞は真核細胞といい,明瞭な核領域を有する.一方,微生物には原核細胞と真核細胞の両方が存在する.大腸菌や乳酸菌といういわゆるバクテリアは原核細胞であり,酵母やカビは真核細胞である.真核細胞が集まって組織を形成し,組織が集まって器官を形成しているものを多細胞生物といい,動物や植物等我々が肉眼で見る事の出来る生物は多細胞生物である.本実験では多細胞生物であり,しかも,一つ一つの細胞が大きい植物の細胞を観察する.核や細胞膜や気孔等の器官が観察されるはずである.一方単細胞生物については原核細胞生物である大腸菌,真核細胞生物である酵母(パン酵母),カビ(麹カビ)についてその形態を観察する.
     細胞の観察には光学顕微鏡が用いられる.本実験の目的は①光学顕微鏡の操作方法を理解し,②細胞を観察し,③細胞が外部環境(浸透圧変化)にどう対応するかを調べる.
    2.概要
     多細胞生物について,細胞の形態,細胞内の核,気孔,細胞壁等を観察し理解する.
    3.材料・器具・試薬
    <材料>
     タマネギ,ユキノシタ,ムラサキツ...

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