私は、教育実習を受けるにあたり、以下のことを期待する。
①現場の教員の働き方、仕事に対する思いを知ること。
②生徒達は何を考え、何を思い、日々の学校生活を送っているのかを知ること。
③自分の教え方は、生徒達にとって分り易く、満足を与えられているかを確認すること。
④現在の教育が抱える問題・課題に関して実体験を通して知ること。
⑤自分は教師に向いているのか否かを知ること。また、是が非でも教師になりたいという感情を抱けること。
「教育実習に期待すること」
私は、教育実習を受けるにあたり、以下のことを期待する。
現場の教員の働き方、仕事に対する思いを知ること。
②生徒達は何を考え、何を思い、日々の学校生活を送っているのかを知ること。
③自分の教え方は、生徒達にとって分り易く、満足を与えられているかを確認すること。
④現在の教育が抱える問題・課題に関して実体験を通して知ること。
⑤自分は教師に向いているのか否かを知ること。また、是が非でも教師になりたいという感情を抱けること。
教員の仕事は多岐にわたると聞く。私は、教員の仕事内容の概略は把握しているが、それぞれの仕事内容の詳細はよくわかっていない。その為、教育実習中は教員の一日の働き方をよく観察し、学級運営の仕方・授業準備の仕方・生徒にとって分り易い授業の仕方・生徒との接し方・その他様々な校務の仕方などについて知り、教員の仕事を深く理解したいと思っている。また、実習先の教員はどのような思いを持って、各種の仕事に取り組んでいるのかを聞き、将来の教員生活の参考にしたいと思っている。
職務上、教師は生徒と常に接することになる。常に接する生徒一人一人のことを深く理解することは、教師にとってとても重要なことであると私は考える。現在、私は塾で講師をしており、塾の生徒達とできるだけ接する機会をもち、生徒理解に努めてはいるが、同時に生徒を理解することの難しさをいつも感じている。また、私は塾という限られた範囲でのみ生徒達をみており、彼らの学校での様子は全く把握できていないのが現状である。生徒達をよりよく理解する為に私は実習先の生徒達と話す機会を積極的につくり、今、生徒達は何を考え、何を思っているのかを対話を通して深く理解したいと思っている。「生徒を理解する」とは、いったいどういうことなのか、自分自身に問い詰める良い機会になると期待している。
私は、塾講師として、今までに1クラス15人の生徒達を一斉に教えた経験はあるが、学校ではこれよりもはるかに多い生徒達を同時に教えることになる。そして学校では、生徒達の学力、取り組み方、学習の進捗度などもバラバラである。こういった環境の中で行う授業とはどのようなものであるべきか。何を最も重視するべきなのか。塾の生徒に対する適した接し方と学校の生徒に対するものとでは何が根本的に異なるのか。自分の教え方は、生徒達に分り易く、満足を与えられているか等を実習を通してよく確認したいと思っている。
私は、様々な教育上の問題・課題、それに対する解決策などに関しては知識レベルで理解しているつもりだが、実体験を通しての理解は僅かである。まず、自分が有している知識は本当に正しいのか否かを学校というリアルな現場を通して、しっかりと見極めたいと思っている。また、リアルな現場だからこそ得られる有益な情報を大いに吸収して、今後の生活に活かしたいと思っている。実体験を通して今までの知識を生きた血の通った知識にしたいと考えている。
私は、「教師になりたい」という強い感情を持ちながら、教師になるべく日々前進中の身であるが、自分が教師に本当に向いているか否かは未だ不明である。教育実習を通して、「やはり、自分は教師に向いている」という実感が持て、「是が非でも教師になりたい」という気持ちを再認識できることを望んでいる。万が一、全く反対の結果が出たとしても、それはそれで真摯に受けとめ、次に繋げたいと思っている。