カイロについて化学的視点よりまとめました。
○はじめに
今回、私はカイロと化学との関連について調べた。これから調べたことについて以下に示す。
○カイロとは?
漢字では「懐炉」と書く。懐中して胸・腹などを暖める具。元禄(1688~1704)初めのころの発明とされる。中古の焼石、中世以降の温石(おんじゃく)に代わって行われた。金属などで造った小さい容器に、懐炉灰に火をつけて入れ密閉するものや、揮発油を用いるものなどがある。近年、化学反応による発熱を利用する使い捨てのものがある。(広辞苑第6版より)
○カイロの歴史
(HP:桐灰化学より※1)
1ページ目の図のようにカイロは時代が進むにつれ進化している。温石は江戸時代まで主流であった。現在は使われていない。カイロ灰は冬期におけるカメラレンズの結露防止用として今でも使われている。ベンジンカイロも現在は主流でないが未だに使用されている。そして使い捨てカイロが今は主流で最近は電池式のカイロなど新しいカイロも誕生している。
○カイロの仕組み(化学との関連)
■使い捨てカイロについて
使い捨てカイロの中には主に鉄粉、水、塩類、バーミキュライト、活性炭である。ここで一番重...