障害者に対する支援と障害者自立支援制度 自立とは?

閲覧数3,677
ダウンロード数19
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    社会福祉士養成通信過程のレポートです。障害者自立支援法と障害者福祉の歴史(特に、国際障害者年前後)を関わらせて、障害者の自立について論じています。
    400字(20×20)3ページ分です。
    採点では、「優」をいただいたレポートです。引用文献付き。

    絶対に、絶対に、丸写しはやめてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     19 60年代後半から19 70年代にかけて、障害のある大学生による自立生活運動がアメリカで起きた。それまでの障害者の自立観は、経済的自立や身辺自立、日常生活動作の自立を重視する考え方が支配的であったが、この運動により、たとえ介助が必要であっても、障害者自身の選択に基づく「自己決定」こそが自立であるという新しい自立観が生まれた。
     一方、国連は19 75年、ノーマライゼーションの理念に基づいた『障害者の権利に関する宣言』を採択した。この宣言には、障害者の総合的な生活保障の権利が明示され、この宣言に沿った具体的行動を各国に要請するため、国連は19 81年を『国際障害者年』とした。
     ノーマライゼーションとは、デンマークのバンク−ミケルセンが提唱したことに始まる思想で、精神遅滞者ケア法(19 59年法)では、「(知的障害者に)ノーマルな生活状態にできるだけ近づいた生活をつくり出すこと 1)」と定義された。現在では「誰もが当たり前に、ありのままで生活する 2)」考え方とされている。
     日本では、国際障害者年である19 81年、初めて公式にノーマライゼーションの概念が厚生白書で紹介され...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。