研究計画案―M&Aの成功要因
先行研究などの確認
今後の研究の方向性
参考文献
本日の発表内容
先行研究などの確認
M&A効果
肯定派
BCG・・1992~2002米国企業を対象に株式投資収益率の中央値を調べると積極的にM&Aを行った企業は行わなかった企業よりも29ポイント高かった。
マッキンゼー・・独自に開発したDVA(deal value added)という指標を用いて1996~2006年における世界の1000件近いM&Aを調査。DVA指数は13.4%となり、付加価値が確認できた。
否定派
マイケルポーター・・多角化の成功度を撤退比率で測定。1950~1986年。買収よりも新会社設立のほうが成功している企業が多い。
ベイン&カンパニー・・1986~2001先進6カ国上場企業1700社を対象に株式投資収益率で調査。成功率は30%にすぎず、目標を達成できたのは58%
成功
外部環境要因・・エネルギー、素材、金融は規模の経済の効果が大きく商品の汎用性が高い(ガソリンや紙幣は混ぜても問題ない)ため、開発、生産、流通などにおいて経営統合にかかわる難易度が低い。
内部資源要因・・企業のDNAを...