エネルギー→長期にわたって健康を維持できる体重、体組成、活動レベルにおいてエネルギーの損耗を補給する食物からのエネルギー摂取のレベル
(FAO/WHO/UNUの委員会で定義)
A:エネルギーの平均必要量はaの所になり、この点では、50%の人のエネルギーの必
要量は充足するが、50%の人については不足することになる。エネルギーは、必要量を上回って摂取しても肥満という害が現れるし、下回って摂取すれば体重減少という害が現れるため、栄養所要量を示す場合、平均必要量を示す。
B:Aとの関係を図示したもの。平均の必要量以上を摂取すると50%の人は過剰となり、平均の必要量以下を摂取すると50%の人は欠乏となることを示す。
11、栄養所要量と科学的食生活
<11・1 栄養必要量と所要量の基礎的概念>
エネルギー→長期にわたって健康を維持できる体重、体組成、活動レベルにおいてエネルギーの損耗を補給する食物からのエネルギー摂取のレベル
(FAO/WHO/UNUの委員会で定義)
必要量の概念→欠乏症状の現れない最低の摂取量(個体差あり)
A:エネルギーの平均必要量はaの所になり、この点では、50%の人のエネルギーの必
要量は充足するが、50%の人については不足することになる。エネルギーは、必要量を上回って摂取しても肥満という害が現れるし、下回って摂取すれば体重減少という害が現れるため、栄養所要量を示す場合、平均必要量を示す。
B:Aとの関係を図示したもの。平均の必要量以上を摂取すると50%の人は過剰となり、平均の必要量以下を摂取すると50%の人は欠乏となることを示す。
所要量の概念→安全摂取レベルに近い数値
食物繊維や食塩などは、必要量も所要量も設定しにくい→推奨量で示す
ビタミンAやD→過剰症が知られている→上限の値を示す
<11・2 各国の栄養所要量>
現在、世界の約40カ国で栄養所要量が示されている。
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