教職(体育理論)

閲覧数1,654
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    体育歴史

    代表キーワード

    体育教職教育学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    6601 教職(体育理論)
    『体育の歴史について』
    ■はじめに
    今、子どもの身体能力低下は、社会的な問題だ。子供を取り巻く環境は変化している。受験競争の低年齢化は子どもたちを体を動かす遊びから遠ざけることになった。だが、健全な精神は健全な肉体に宿る。健全な心身を持った国民を育成する役割が、体育に求められる。本レポートでは、このような問題意識を持ちつつ、古代から現代に至るまでの身体観や健康観を精神や心との関わりから述べる。
    ■本編
    古代ギリシャで行われていた体育には、スパルタの型とアテネの型の2つがある。スパルタの体育は軍国主義的であった。強い身体と粗食に耐える生活を通じ、愛国心に燃える強健な人間を育てることが目指された。一方アテネでは父親の責任において体育が行われていた。個人個人が異なる才能をもってそれぞれの立場(職分)から国家の繁栄に貢献することが求められた。
    ギリシャでは健全な精神に相応しい健康づくりが目指された。「運動においても一芸に秀でることは、神によって与えられた才能を正しく発揮すること」だと考えられていた(*1)。教育はもちろん体育だけではなかった。ムシケーと呼ばれる知的・...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。