法学 基本的人権の成立過程 3,200文字レポート清書 終

閲覧数1,100
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    憲法人権日本福祉経済社会自由政治

    代表キーワード

    法学福祉

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「基本的人権の成立過程」
     基本的人権を論じるにあたって、まずヨーロッパ中世社会の身分制度から議論をする必要がある。ヨーロッパの中世社会では、国家の支配者である君主の権力は、無制限とされまた、その社会構成は、君主、貴族、僧侶、民衆といったように身分によって分けられていた身分制度が確立されており、このような政治を絶対君主制と言う。
     しかし、しだいに民衆の間で資本主義的な生産と流通発展、つまり経済関係が発展したことにより、身分により経済活動を行うことのできない社会が否定されていくようになった。民衆のなかで経済的実力を持った民衆を市民と呼ぶようになり、市民は身分制度の廃止を要求するようになったのである。
     人権は個人が生まれながら有する権利であり、国家といえどもこれを奪うことのできない永遠不滅の権利を意味する天賦人権思想を背景としていて、また社会契約の考え方であった。その考えを理論化したのが、イギリスのロック(1632~1704)やフランスのルソー(1712~1778)らが書いた社会契約説であった。
     基本的人権擁護の思想と運動の土壌のなったのは、1215年でのマグナ・カルタである。しか...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。