教育心理学2

閲覧数1,412
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    適応・不適応の心理的機制、またそれらからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    適応・不適応の心理的機制、またそれらからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。
     ⇒「適応」ということばは本来生物学で使われることばである。しかし、この場合はどちらかというと環境への能動的な働きかけがないという意味で、受動的な「順応」や「調節」ということばで言い表されることがある。人間もこの順応の段階である生理的適応も必要であるが、それ以上に社会的環境に対しての心理的・文化的「適応」がより重要な意味を持ってくる。つまり、「適応」とは、個人の環境との相互作用において、両者の間に何らかの一致ないしは調和の状態がある場合をいう。
     そして、人間は適応するために、いろいろな欲求を充足させようとして、目標を定めたり、課題を処理したり、学習や訓練を受けたりと、さらに、時には環境そのものを変化させようと試みるなど、自らの行動を調整するのである。
     人は、刻一刻と変化する様々な環境の中でその環境に順応しながら生活を営んで生きていかなければならない。そしてそれは、単に生命の保全としてだけではなく、社会的順応や自らの欲求を満たしながら行動しなければならない。
     このような「適応」の様態に関して、その元...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。