日本の会計報告に対する、意識の低さ、粉飾決算に対する対応の遅さ、甘さは、外国で会計に携わる人々から見ると歯がゆいものがあるのだそうです。このレポートが会計監査論の授業の課題となってから、インターネットで様々なページを検索してみました。その中で、カナダで会計士をなさっている日本人の方のホームページがありました。それによると、その方はカナダの会計士の方々からよく、「日本の財務諸表は信頼できないなあ。」と言われているそうです。そしてその方は反論できないそうです。ただただ、恥ずかしいやら、申し訳ないやら…といった感情を覚えるに留まるほかになす術が無いのだと書かれていました。
確かに日本はバブル崩壊後、次々と大企業の倒産事件が発生したにも拘らず、会計・監査に対しての対応は、非常にゆっくりとしたもので、明らかに世界的な潮流からは乗り遅れてしまっているかもしれません。日本基準の財務諸表は、グローバルには、信頼性が低いというのが実情のようです。
そもそも、我が国においてバブル崩壊後、いくつかの大企業における大型倒産があったにも拘わらず、会計不信が起こらなかったというのはなぜでしょうか?それはもともと日本では、会計に対する「信用」が無いからだと言う非常に厳しい意見があるようです。
我が国の会計・監査不信について
日本の会計報告に対する、意識の低さ、粉飾決算に対する対応の遅さ、甘さは、外国で会計に携わる人々から見ると歯がゆいものがあるのだそうです。このレポートが会計監査論の授業の課題となってから、インターネットで様々なページを検索してみました。その中で、カナダで会計士をなさっている日本人の方のホームページがありました。それによると、その方はカナダの会計士の方々からよく、「日本の財務諸表は信頼できないなあ。」と言われているそうです。そしてその方は反論できないそうです。ただただ、恥ずかしいやら、申し訳ないやら…といった感情を覚えるに留まるほかになす術が無いのだと書かれていました。
確かに日本はバブル崩壊後、次々と大企業の倒産事件が発生したにも拘らず、会計・監査に対しての対応は、非常にゆっくりとしたもので、明らかに世界的な潮流からは乗り遅れてしまっているかもしれません。日本基準の財務諸表は、グローバルには、信頼性が低いというのが実情のようです。
そもそも、我が国においてバブル崩壊後、いくつかの大企業における大型倒産があったにも拘わらず、会計不信が起こらなかったというの...