A判定のリポートです。
「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。
今日の日本は、国際化や情報化が進み、社会は目まぐるしい早さで変化している。こうした中、変化の激しい社会において主体的に生きていくための「生きる力」の育成は、学校教育の使命であり、この「生きる力」の重要な要素である「豊かな人間性の育成」において、道徳教育は重要な役割を担っている。
「生きる力」の育成と道徳教育について述べよ。
今日の日本は、国際化や情報化が進み、社会は目まぐるしい早さで変化している。こうした中、変化の激しい社会において主体的に生きていくための「生きる力」の育成は、学校教育の使命であり、この「生きる力」の重要な要素である「豊かな人間性の育成」において、道徳教育は重要な役割を担っている。
第15期中央教育審議会第一答申は、時代を超えて変わらない価値あるものを大切にするとともに、社会の変化に的確かつ迅速に対応する教育を実現するために、「生きる力」の育成という新しい教育の目的を提示している。「生きる力」とは、①自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、より良く問題を解決する能力、②自らを律しつつ、他人とともに協調し他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性、③たくましく生きるための健康や体力、の三つの能力から成る「全人的な力」であり、「実践的な力」であり、「生きていくための「知恵」とも言うべきものである。
2002年4月から小・中学校で全面実施されている新学習指導要領においては、①豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人とし...