(教科)生活2分冊

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    玉川大学通信教育部レポート

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    <略題> 問題解決学習と生活科 
    ○前文
     生活科の学習内容と、問題解決学習の仕組みや原理は共通することが多くある。児童が主体的に活動に取り組む授業を実現するためには、指導する教師の問題解決学習の理解が必要不可欠である。
    問題解決学習の思想
     問題解決学習の観点により様々な定義が唱えられているが、一般的には直面する問題を解決することで経験や知識を再構成、発展することをねらいとする学習方法である。さらに、考え方により「学習原理」と「人生原理」という2つの意義があるとされているが、ここでは児童が主体的に学ぶべきことを発見、選択する問題把握、その問題の解決方法を探究し、考える解決思考の二つの行動を中心とする「学習原理」について述べる。
     まず、この学習方法が生まれたのは20世紀初頭で、その背景には当時の詰め込み教育に異論を唱えるデューイを中心とする経験主義の教育論があり、その具体的方法の一つが問題解決学習なのである。
    問題解決学習は、目の前の問題の解決のための活動ではなく、問題を問題であると発見するところから始まり、それを解決するための活動である点をきちんと理解しておかねばならない。具体的な...

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