『社会情報学ハンドブック』まとめ

閲覧数1,158
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    社会情報学ハンドブック 2010年 大衆化するジャーナリズム』林香里
    ジャーナリズムの大衆化:ごく一部のエリートだけではなく労働者や失業者、女性、高齢者、子どもなどを編入し、すそ野を広げていった過程。市民誰もが情報をつくり、受け取ることができる社会的仕組みが整備されていったプロセスを指す。これは民主主義社会にとっては望ましいこと。

    社会の隅々まで情報が溢れる時代に、新しい情報をつくり、それに価値を付加するためには、いかに他の情報と差異化を測るかが重要になり、結局ジャーナリストの仕事は少しでも人々の注目を浴びるニュース(スキャンダル)を暴露し、記憶に残るような情報(センセーション)を作る道へと向かう。情報の内容を極端でかつわかりやすい方向へと収斂させるメカニズム。
    ジャーナリズムの監視-「自主規制」の問題
    メディアによる市民への暴力に対しての対策については十分議論が必要。とくに政府に言論活動の取締りを許容することは、自立した市民社会の大動脈を切断することに等しく、自由主義社会、民主主義社会の死を意味する。
    現在、オンブズマン制度や、評議会などの「第三者機関」、日本ではたとえば「放送倫...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。