薄層クロマトグラフィーによる未知試料混合物の分析と抽出
目的
実際の研究で広く使用されているシリカゲルTLCプレートを用いてクロマトグラフィーを行い、未知試料を分析する。また、クロマトグラフィーの原理を理解する。
材料および方法
プリントにしたがって行った。
ただし、未知試料混合物を酢酸エチル30mlに溶かし、これを未知試料溶液とした。
また、以下の3種類の溶媒を用いて展開を行った。
ヘキサン:酢酸エチル=4:1
ヘキサン:酢酸エチル=4:1+0.5%酢酸
ヘキサン:酢酸エチル=2:1
結果
3-1.TLCのスケッチ
溶媒A 溶媒B 溶媒C
溶媒A~Cはすべて同じ試料を展開したため、各溶媒の3つのスポットはそれぞれ同じ化合物であり、3つのスポットの位置関係はほぼ同じとなっている。これらのスポットをそれぞれa、b、cとした。
3-2.Rf値
溶媒A
溶媒
スポット a
スポット b
スポットc
移動距離(cm)
4.90
4.30
3.4...