転倒の概念

閲覧数4,685
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    転倒の概念
    1)定義
    転倒は、「同一平面上でバランスを失い倒れたもの(受傷)」と定義され、「高低差のある場所から地表面または静止位置までスロープなどに接触しながら転がり落ちる。」転落と、「高所から地表面または静止状態まで転落する」墜落とは区別される(東京消防庁)。
    転倒は、目的とする課題と身体機能や認知機能をもつ個人、さらに個人が置かれた環境の3者がうまく適合されなかった場合に生じる。転倒の理由で最も多いものは、つまずく、滑るなどである。転倒は環境が引き金となって生じているようだが、環境そのものが転倒の主な原因になるわけではなく、身体機能が環境に適応できないか、身体機能と環境との相互関係を認知できないことにより発生すると考えられている。
    <年齢別の転倒発生及び転倒の発生状況>
    年齢 前期高齢者(転倒発生率:10~20%)<後期高齢者(転倒発生率:20~30%) 転倒発生
    (2回以上) 40~50%
    転倒の場所 屋内:20~30% 屋外:70~80% 転倒時動作 歩行時:50~60% 階段昇降:5~10% 立ち上がり:5~10% 転倒の理由 つまずく:20~40%、滑る:20~30%、眩...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。