Z1101 学校教育職入門試験回答

閲覧数1,120
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 18ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 新しい学校の荒れ、としての「学級崩壊」について解説し、教師はその問題にどのように対処すべきかについて述べよ。
    学級崩壊現象を巡っては、様々な視点からアプローチが試みられているが、「学級崩壊」という言葉が示す状況あるいは対象が未だ明確に定義付けられてはいない。
    現在、学級崩壊には以下の3段階が確認されている
    ①担任が注意しても私語をやめない
    ②授業が始まっても席に着かない
    ③教員に暴言や暴力を振るう
    このような状況は学年や地域特性、教員の性別やキャリアを問わず、いくつかの学校で同時多発的に発生し、昨年度までは上手く学級経営できていた有能なベテラン教員の学級でも起こりうる現象として問題提起されている。
    学級崩壊の原因の一つに「学びからの離脱」があるとされる。授業に対する不適応や拒否反応、教師の指導への反発、授業中のクラスメートへの攻撃的行為などが学級崩壊の背後にあるとの指摘がある。
    また注意するとカッとなって反抗する、パニックを起こす児童、いわゆる「キレる子供」が学級崩壊の契機をもたらす実態もある。
    こうした児童を前に、教員が自信を持って指導を行えなくなったことも、さらに学級崩壊に拍車...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。