教育社会学 説題2

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    資料紹介

    2010年11月提出分 佛教大学 教育社会学設題2のA判定リポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べてください。』
     
    昨今、学力低下について様々なメディアで取り上げられている。ゆとり教育との関わりもあり、もはや無視できないものとなってきている。社会的反響も大きく、文部科学省はこの反響の大きさを考慮して、再び学力向上への舵を切ったと言える。もちろん、学力低下自体は昔からさまざまな形で繰り返し論議されてきたことであり、目新しいことではない。しかし、具体的な国際比較や時系列的なデータが示されたのと同時に、教育現場で教育に携わる関係者の実感に非常にフィットしたことがこれだけの論議を呼ぶ直接的なきっかけになったと言える。
    いうまでもなく、「低下」と言うのはマイナスイメージの語であり、学力低下よりも学力向上の方が、基本的には望ましいのであろう。なかには、文部科学省の学力テストの実施による学力向上を目指す運動を、「学力コンクールの蔓延=受験競争の激化」と短絡的に結び付け、学力向上を懸念する珍妙な声も、一部の進歩的教育学者からは寄せられている。
     そもそも何を持って学力低下と言えるのであろうか...

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