人間は母親の体の中で、魚類からほ乳類まで、生命の進化の道をたどり、生まれてくる。
私もそうやって生まれてきた一人である。
母親と父親の愛に創られ、母親のおなかの中で魚になり、両生類になり、は虫類、そしてほ乳類のからだへと進化してきた。そう考えると、人間である私はとても優れたモノだと感じるし、なんだか感動的である。
しかし、他の記事・授業でやったことを考えてみる。私は50mを走るのに10秒もかかる。25m泳ぐのに20秒もかかる。空も飛べないし、地面の中もすすめない。
人間って全然すぐれていないじゃないか。身体的に、何も他の動物とくらべて優れていないじゃないか。
ここでよく言われるのは「こころ」であろう。
人間には他の動物と違いこころがある。精神がある。道具を使える。
それは本当に優れたことなのか?
こころがあることは優れているか。心をもったことで、ひとは優しくなれたか。
少なくとも私は優しくない。私はナイチンゲールのような優しさはない。私がその時勢に生まれていたとしても、見て見ぬふり、自分が幸せであればそれでいい、で終わってしまう。むしろ看護婦になったナイチンゲールを周りと一緒に嘲っていたかもしれない。
人間が人間であることとは
人間は母親の体の中で、魚類からほ乳類まで、生命の進化の道をたどり、生まれてくる。
私もそうやって生まれてきた一人である。
母親と父親の愛に創られ、母親のおなかの中で魚になり、両生類になり、は虫類、そしてほ乳類のからだへと進化してきた。そう考えると、人間である私はとても優れたモノだと感じるし、なんだか感動的である。
しかし、他の記事・授業でやったことを考えてみる。私は50mを走るのに10秒もかかる。25m泳ぐのに20秒もかかる。空も飛べないし、地面の中もすすめない。
人間って全然すぐれていないじゃないか。身体的に、何も他の動物とくらべて優れていないじゃないか。
ここでよ...