記録の目的、記録の種類、よりよい記録を書くために
介護職(ヘルパー)の記録について
記録の目的
1.情報の共有
1人の利用者でも複数のヘルパーが関わることもある。皆がバラバラのケアを提供していては難の意味もない。ケア目標に沿って統一された訪問介護計画を実行するには、情報の共有がとても大切になる。例えば在宅ケアにおいては、ホームヘルパーの他に、医師、訪問看護師、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、ケースワーカーなどさまざまな職種の人が関わる。他職種の仕事内容も理解し、どのようなケアを行ったのかお互いに把握した上でサービスを提供しなければよいケアは行えない。
2.自分の行ったケアを振り返り、技術を高める
毎日同じようなケアをしていると、単...