P6101 英米文学概論第1設題

閲覧数1,177
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『18世紀においてイギリスが他国に先駆けて小説を生み出したのは何故かをイギリスの歴史とそれが生み出す社会を考察しつつ述べよ』
    1.イギリスの風土と産業
    まずはイギリスの風土と産業について述べる。イギリスは地図上、ずいぶん高緯度に位置していて、気温が低いように思われるが、実際にはメキシ湾流と偏西風の恩恵を受け、同緯度にある世界のほとんどの地域と比べて、はるかに暖かい。そして、日本と同様の島国でありながら、日本とは異なり、周辺諸国との交流が盛んに行われ、東南部平地においては、フランス、ドイツ、ネーデルランドと直面していたこともあり、ラテン文化とゲルマン文化が混在した、イギリス独自ともいえる文化が形成された。
    近隣諸国からの侵略に対しても、島国であったことが功を奏し、海面際での防衛が容易く、イギリス独自の文化と自由の温床となる基盤が作られた。
    また、森林は貧弱なイギリスも地下資源は多く埋蔵されていた。200年ほど前まではコーンウォール半島の錫などの地下資源が豊富であり、17世紀始めに発達した大規模な手工業とともに、世界に先駆けた産業国家と成りえた。
    中でも、イギリス地下資源を語る上において、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。