変形性関節症の動作分析

閲覧数5,211
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    変形性関節症患者の歩行・動作についてのレポート

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    変形性股関節症・膝関節症の
    歩行の特徴について
    Ⅰ 変形性関節症(以下OA)の病態
    OAは、関節構成体の物理的、科学的損傷が根本にあり、関節軟骨の消失、骨棘の形成や骨の退行性変性により関節の破損に至り関節が変形する疾患である。疼痛、可動域制限、筋力低下により様々な跛行を伴う。特に膝関節においては荷重関節であることや構造上不安定であることなどから、非常に好発しやすい。(*1)
    Ⅱ 変形性股関節症
    ☆症状の変化☆(*3*5)
    ①股関節の疼痛
    初期には重だるさ、運動や歩行時の軽い痛みで一晩寝たら消えてしまう程度である。徐々に増悪し、痛みの回復に時間がかかるようになり、最終的には安静時にも痛みを感じるようになる。主に大転子付近から鼡径部の疼痛であるが、殿部痛、大腿部痛を訴えることもあり、椎間板ヘルニアなどの腰椎疾患と鑑別する必要がある。
     <痛みの原因>
    ・軟骨下骨の破壊 ・滑膜炎 ・股関節周囲筋の疲労 ・股関節唇の損傷
    ②筋力低下
     先天性股関節脱臼や全身性関節弛緩を有する症例では、単に外転筋のみが筋力低下ではなく、大殿筋などの伸展筋や深部回旋筋も筋力低下を起こしていることはよく見られる。ま...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。