アナログIC回路
1 実験目的
オペアンプを用いて、増幅回路・加算回路・積分回路を製作し、アナログ演算回路の製作技術を習得する。
2 実験方法
実験1(電源供給・オフセット調整)
(ⅰ)オペアンプに電源供給をするため、+15Vと-15Vの電圧をそれぞれV+、V-端子に供給した。また、アース端子と接続した端子を、ブレッドボードに取りつけた。
(ⅱ)オフセットを調整するため、2つの入力端子を共にアース端子に接続し、このときの出力電圧が0Vになるように調節した。実際には、可変抵抗を-ドライバーを用いて調整し、正負が切り替わるあたりに調節した。
実験3(反転増幅器の設計・製作)
(ⅰ)入力インピーダンスを1kΩ、閉ループ利得が10倍となるような反転増幅器を作成した。
(ⅱ)入力信号を、振幅0.2〔V〕、周波数1〔kHz〕のsin波とし、オシロスコープで入力・出力信号をDUALモードで観測した。入力波形が0〔V〕を中心となるように発信器の零点を調節した後、ポラロイドカメラで波形を撮影した。
(ⅲ)測定帯域を1~1000〔kHz〕にして、合計18点観測した。
実験4(アナログ加算器の設...