Bradford法によるタンパク質濃度の測定
タンパク質の分析
目的
新規の遺伝子を単離したときに、その機能を明らかにする方法はいくつかある。このなかで、最もストレートな解析方法は、その遺伝子が作り出すタンパク質を生成し、生化学的にその機能を解析するという方法である。そのためにはまず、タンパク質を組織から単離・精製し、分離・分画することが必要である。この実験では、基本的な実験操作となる、タンパク質の抽出と精製、電気泳動による分離分画の方法を学ぶ。
材料・試薬
Bradford法によるタンパク質濃度の測定
ニワトリの肝臓、卵白、ささみ、プロテインアッセイキット、タンパク質標準溶液(1mg/ml牛血清アルブミン)、バッファー、蒸留水
タンパク質の分析
各種動植物組織から得た粗タンパク質画分、サンプルバッファー、30%アクリルアミド溶液、1.5M Tris-HCl(pH8.0)、0.5M Tris-HCl(pH6.8)、10%SDS、10%APS、TEMED、泳動バッファー、固定液、脱色液
実験器具
Bradford法によるタンパク質濃度の測定
はさみ、マイクロタイタープレート...