3成分の単蒸留
<実験結果>
あらかじめ用意された標準試料の各成分のモル分率(液相)xiと面積比Ai’、およびこれらと式(1)から計算した補正係数fiをTable1に、ガスクロマトグラフィーで分析した実験に用いた原液の面積比、これとTable1の補正係数を用いて計算したモル分率およびそれを正規化した値をTable2にまとめる。
・・・ (1)
また、実験により流出した液をガスクロマトグラフィーで分析した結果を露点や沸点、モル分率(気相)yiなどとともにTable3にまとめる。
<結果の整理 および 考察>
各成分のモル分率(気相)を留出液体積に対してプロットして、蒸留曲線を描き、図1に表す。さらに、後で求める計算値についても同時に図1上に示す。また、蒸留曲線を3角座標上にも示し、これを図2とする。
各成分の中で最も沸点の高い成分を基準として、相対揮発度αiを求める。相対揮発度は求めたい成分の蒸気圧Piを基準となる成分の蒸気圧で割ることで求められる。本実験ではn-オクタンが最も沸点が高いため基準成分となる。各成分の蒸気圧は以下に示すCox-Antoine式から求めることができる。
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