第一設題、第二設題をまとめてお得にしました。
参考にしていただければ幸いです。
2011年度対応。
第一設題:B判定
認知発達の4段階を簡単に列記するに留まりました。
各々の段階説明を付加することが不足していたようです。
(各段階に関する詳細は教科書の引用で事足るでしょう)
その他は問題ないとされています。
第二設題:A判定
12機制+3症状のまとめがよい、とされています。
『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。』
第1章:認知発達段階
子どもは周囲の多様で複雑な世界と絶えず相互交渉しながら、彼らを取り巻く世界に適応し、成長・発達していく。環境とのこのような相互作用を通じて、子どもは対象や世界を理解し、それらに関する知識を獲得するとともに、その知識を利用して外界に柔軟に対応していく。このような外界を理解する働きを認知(認識)と呼ぶが、認知の働きには感覚・知覚・記憶・思考などの知的機能全体を含んでいる。こうした認知機能の発達は、ピアジェによって最も体系づけられ、その包括的な理論が提唱されている。まずは、このピアジェの提唱した認知発達段階について理解を深めた上で、標題の象徴機能の考察に入りたい。
ピアジェは、認知発達を①感覚運動的段階(出生~1歳半・2歳)②前操作段階(1歳半・2歳~7・8歳)③具体的操作段階(7・8歳~11・12歳)④形式的操作段階(11・12歳~)というように大きく4つの段階に分けた。
感覚運動期の子どもは、感覚や動作を介して外界に働きかけ、対象...
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