相談援助の理論と方法2

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    資料紹介

    資料の原本内容

    問題1
    モニタリングの目的
    支援計画に基づく支援やサービス提供が的確に進んでいるか、クライエントの取り組みがどのように進んでいるかを確認するため、支援開始後の経過を観察・評価すること。
    支援を開始した後に状況の変化が起こることも当然であり、計画どおりに支援やクライエントの取り組みが進まない場合や、支援計画を立てた段階ではわからなかったことが、モニタリングを行うことで明確になり、サービス実施上の支障を再アセスメントや支援計画の修正に繋げることができる。
    バイステックの対人援助における7原則
    バイステックは「対人援助における関係形成のための七つの原則」として、①利用者の個別性の尊重、②援助職者が利用者の表現したい感情を表現できるように手伝うこと、③援助職者の中に起こってくる生の反応をきちんと吟味してから利用者に反応していくこと、④利用者を非難しないこと、⑤その人をあるがままに受け入れること、⑥利用者の自己決定を尊重すること、⑦利用者から聞いた情報は秘密保持をすることをあげている。
    渡部律子の相談援助場面における言語反応のバラエティー
    渡部律子は相談援助場面における言語反応のバラエティーを、①場面構成、②受け止め・最小限の励まし・促し・非指示的リード、③明確化・認知確認、④相手の表現の繰り返し、⑤言い換え、⑥感情の反射・感情の明確化、⑦要約、⑧質問(開かれた質問、閉ざされた質問)、⑨支持・是認・勇気づけ、再保証、⑩情報提供、⑪提案・助言、⑫解釈・説明、⑬焦点化・見えていない点に気づき新たな展開を開く、の13点にまとめている。
    集団比較実験計画法
    ソーシャルワーカーの援助活動やサービス期間が提供するサービスの効果測定に適している方法。
    最も基本敵なモデルは、その問題を抱える人々全体から無作為抽出にて調査対象(標本)を選び、その対象から無作為分配にて、プログラムの提供を受ける群(実験群)と受けない群(統制群)に分ける。その上で、その問題に対して適切な知識と技術を測るための自記式質問紙を実施し、プログラム提供後に再度同じ自記式質問紙を実施する。実験群と統制群での差違から測定される。
    居宅訪問面接の利点
    居宅訪問面接は、クライエントの生活環境そのものをつぶさに観察できる点、生活上のリスクを発見しやすい点、いつもは来所しない家族成員に会い、面接できる点、クライエントがよりリラックスして面接できる点などがある。
    また、居宅サービスを利用している場合など、家族と面接する機会はあるが、クライエント本人と面接する機会が得にくい場合などは、クライエント本人と直接接するよい機会になる。さらに、クライエントとその環境について十分に観察し、生活全般の情報を具体的に得ることができる。
    問題2
    アドボガシー
    再アセスメント
    効果測定
    組織的要因
    対等な関係性
    主訴
    高い人
    介入
    人と環境の相互作用
    リンケージ
    アウトカム評価
    傾聴
    開かれた質問
    沈黙
    非言語的
    構造化
    業務
    当事者記録
    交渉
    リズムをつくる
    問題3面接の目的
    ソーシャルワークの面接は「その参加者がともに合意している意図的な目的」をもつ。
    その目的は大きく分けて二つあげられる。一つは「何らかの課題や機能の達成のために必要な情報を得ること」であり、もう一つは「利用者のニーズの充足や問題解決に向けての共同作業を行うこと」である。また、それらに関連して、アクションシステムの形成もその目的となる。
    クライエント、家族やその関係者から援助に必要な情報を得ることを目的として行われる面接は、クライエントのニーズ、クライエントをめぐる状況や環境の理解を進め、援助の方向性を得たり、援助の方法を決定したりするために行われる。この後続いていく、アセスメントやプランニング、さらにはモニタリングを行う際に必要な情報となる。
    このような面接ではクライエントの言うことに傾聴し、系統的に十分な情報を得ることを心がけなければならない。また、面接の中で客観的な事実であるのか、主観的な意見や感情であるのかを確認する必要がある。
    一方「クライエントのニーズの充足や問題解決に向けての共同作業を行う」ための面接は、さまざまな技術を駆使し、クライエントのニーズの充足に向けた援助を行う目的をもつ。
    さらに、アクションシステムの形成、特に一対一のアクションシステムの形成において重要な役割を果たす。ソーシャルワークの活動を進めるにあたり、ソーシャルワーカーとクライエントは協働し、ニーズ充足を目指す一つの活動単位をつくるが、それを指してアクションシステムといい、その結合の特性が「援助関係」である。アクションシステムはワーカーとクライエントとの相互作用の所産であるため、面接はそれにおける情報の交換を通して、これを形成する重要な手段となる。
    また、一回一回の面接にはそれぞれ目的や目標があり、初期面接では必要な情報の収集、援助の後半では問題解決に向けての協働作業などが目的となってくる。
    東海医療福祉専門学校                        厚生労働省指定通信教育
    学科 社会福祉科 学年 1 学籍番号 氏名 科目 相談援助の理論と方法 課題 レポート課題②

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