教育原論 レポート A判定

閲覧数1,796
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 16ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題『ペスタロッチーの教育学(直観の原理など)について考察せよ』
    ペスタロッチーは1746年スイスで生まれた。5歳の時に父親を亡くしたため、母と家政婦から全身全霊の愛を以て育てられた。祖父に影響を受け、貧しい人々の救済にあたることを生涯の使命とすることを決意し、後に貧民学校を設立し、不健康で生活習慣がよくない子どもたちに教育活動を行った。
    ペスタロッチーは、子どもには将来発展する素質が備わっており、この素質が子どもの内から発展するように助成することが教育だと考えていた。子どもは生まれながらには未だ動物的であるにすぎず、この動物的衝動を根絶することが教育なのであると考える古い教育観に真っ向から反対した。彼は、子どもの本性は白紙ではなく、既に将来成長する能力を内的に有しており、心への認識、美の感情、善の力、これらは全て子どもが生まれながらにして有しているものであると考えた。そして教育者は、子どもの内的本性に備わっていないものを外部から注入するのではなく、子どもの内的本性が自ら実現していくのを援助することに専念し、その能力を自然に即した形で伸ばしていくことが重要であると述べている。このよ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。