新司法試験論文解説平成20年公法第1第2問

閲覧数1,135
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    平成20年公法第1問
    1.弁護人の主張
    法令違憲
    (1)有害ウェブページ指定(法5条)が検閲禁止規定に抵触
    検閲:行政権が表現物の発表を禁止すること→当該指定はこれにあたる
    (2)有害ウェブページ指定(法5条)が表現の自由の侵害
    自己実現・自己統治のため不可欠な精神的自由権の要    
    過度の侵害は民主政過程において修復不可能      厳格な審査基準
    「指定」規定が持つ萎縮効果
    (3)有害情報(法2条2号)の定義が漠然ゆえ無効
    有害ウェブページ・サイトが著しく広がる危険性
    (4)有害情報の基準を内閣府令に委任することが委任原則(73条6号)に反する
    当該内容は法の根幹をなすもの→国会の立法によって確定すべき
    (8)大人の知る権利の侵害
    違憲主張的確の拡大
    適用違憲
    (5)本件ウェブサイトは「有害ウェブサイト」に当たらないのに「指定」することが適用違憲
    平和問題・死刑存廃問題についての意見表明の場
    (6)有害性の少ないページの閲覧まで制限するような適用が21条1項に違反する
    (7)内容上の問題があるとしても警告文を表示処置→有害ウェブサイトとして指定することが適用違憲
    2.反論とともに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。