鋼製梁の弾性挙動
実験の目的
鋼製梁の板厚を超音波計測器によって計測する。
鋼製梁に載荷を行い、たわみ、ひずみ、応力を求める。
実験方法
試験体の幅、高さを、計測箇所を変えてノギスで4回計測し、平均をとる。
試験体の板厚を、計測箇所を変えて超音波計測器で4回計測し、平均をとる。
試験体の所定の場所(図-1)にひずみゲージと3軸ゲージを貼り付ける。
試験体を支持台にセットし、巻尺によって支間長を計測する。
試験体の支間中央に変位計をセットする。
ひずみゲージと変位計をデータロガーに接続し、初期化する。
班員の一人の体重を体重計で計測する。
その班員が梁の上に乗り、載荷位置と、ひずみ、変位計の読みを記録する。少なくとも4箇所以上載る位置を変えて計測する。
図-1 貼付位置
実験結果
以下に実験結果を述べる。
表-1 鋼製梁の諸データ
幅B(mm)
高さH(mm)
ノギスによる板厚t(mm)
超音波計測器による
計測伝播時間(μs)
一回目
100.1
100.1
2.3
0.705
二回目
100.2
100.3
2.2
0.720 ...