片持ちばりの振動実験

閲覧数3,913
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    片持ちばりの振動実験
    1. 実験の目的

    1) 静的載荷実験において、片持ち梁に載荷し、ひずみを計測し、計測されたひずみによってはり材料のヤング率を求める。

    2) 自由振動実験において、片持ち梁を自由振動させ、ひずみを計測し、得られたひずみの時刻歴から、片持ち梁の固有周期、対数減衰率、および減衰定数を求める。

      また、自由振動時のひずみ時刻歴のフーリエスペクトルを計算し、片持ち梁の固有周期を求める。
    2. 実験方法

    2.1 実験の準備

    試験体の幅と板厚をノギスとマイクロメーターを使用して計測する。計測はそれぞれ3回ずつ行い、その平均値をとる。

    図-1に示すように、試験体を固定版とCクランプ(シャコ万力)を使用して支持台に固定し、金尺によって試験体の長さを計測する。長さは、固定端からおもりの中心位置までとする。

    おもりの重量を計測する。その際、おもりの固定具(棒ねじ、ワッシャー、ナット)も含めて計測すること。
    2.2 静的載荷実験

    ひずみゲージと変位計をデータロガー(動ひずみ計)に接続し、初期化する。

    おもりをはりの先端に固定し、はりが安定した後、ひずみと変位計の読みを...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。