看護のポイント・OP/TP/EPなどの資料です。
アセスメントの視点・看護診断や実習記録で使える患者目標・看護計画のOP/TP/EPを使い、表にしています。急性期と回復期に分けて、計画の根拠や留意点についても書いているので突然、指導者に聞かれても大丈夫でしょう。 また小児についても対応しています。実習や課題に大変ですが頑張ってくださいね★
大腿骨頸部骨折 看護のポイント
急性期
Ⅰ、入院生活に適応でき、円滑に手術が行われるように心身の調整をはかる。
Ⅱ、牽引に伴う非骨神経麻痺や刺入部の感染、体動困難による褥瘡など二次的障害を予防する。 アセスメント 必要な情報 情報分析の視点 1、発症の契機・経過
2、局所症状
3、身症状
4、患者の背景
5、日常生活の状況
6、治療
7、検査
8、疾患に対する反応
9、家族の協力度 1、不安、不眠、精神的混乱はないか
2、手術などの治療のリスク、高血圧や心疾患など基礎疾患はないか
3、治療は効果的に行われているか
4、牽引や体動困難による日常生活への支障はないか
看護診断 患者目標 ①突然の発症、入院による環境の変化への適応能力の低下に関連した急性混乱
②骨組織の破壊、牽引による同一体位に関連した安楽の変調
③牽引時の下肢の外施位や包帯によるひ骨小頭圧迫に関連した末梢性神経血管性機能障害のリスク状態
④銅線牽引刺入に関連した感染のリスク状態
⑤体動困難、骨折による内出血や床上安静による食欲不振に伴う低栄養状態に関連した皮膚統合性の障害にリスク状態
⑥床上安静、牽引に関連した身体運動性...