心理検査法② 「VPI職業興味検査について、その特徴を述べよ。」 課題レポートA判定

閲覧数4,964
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員1,650円 | 非会員1,980円

    資料紹介

    VPI職業興味検査の原版は、アメリカ合衆国の著名な職業心理学者ホランド(Holland,J.L)によって、1953年に発表されたVPIの1978年版である。日本版は1985年に公表された。アメリカのVPIは、大学生の進路指導用として広く利用されており、日本版も主に大学生・短期大学生を対象とする進路指導や就職ガイダンスの用具として使われている。検査の手引きによると、「VPI職業興味検査は、大学生等に対する進路指導や就職ガイダンスの用具として、職業との関わりにおいて自己理解を深め、望ましい職業的探索や職業選択活動を促進するための動機づけや情報を提供することを目的としている」とある。
     VPIが作成された背後にある理論は、ホランドの仮説に基づいてつくられている。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    「VPI職業興味検査について、その特徴を述べよ。」
     VPI職業興味検査の原版は、アメリカ合衆国の著名な職業心理学者ホランド(Holland,J.L)によって、1953年に発表されたVPIの1978年版である。日本版は1985年に公表された。アメリカのVPIは、大学生の進路指導用として広く利用されており、日本版も主に大学生・短期大学生を対象とする進路指導や就職ガイダンスの用具として使われている。検査の手引きによると、「VPI職業興味検査は、大学生等に対する進路指導や就職ガイダンスの用具として、職業との関わりにおいて自己理解を深め、望ましい職業的探索や職業選択活動を促進するための動機づけや情報を提供することを目的としている」とある。

     VPIが作成された背後にある理論は、ホランドの仮説に基づいてつくられている。そのホランドの職業選択理論の核となる仮説は、次のように4つにまとめられている。

     第一に、大部分の人は、6つのパーソナリティ型、すなわち、現実型、研究型、芸術型、社会型、企業型、慣習型のいずれかに分けられる。ホランドによると、パーソナリティ型は、環境との交互作用の中で発達的...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。