教育社会学 第2設題(A評価)

閲覧数2,135
ダウンロード数36
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S0106 教育社会学 第2設題「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べて下さい。」

    合格レポート A評価です。
    ご参照ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べて下さい。」
     学力低下論争は、以前より様々な形で論じ続けられてきた。しかし、今日に展開されている学力低下議論はそれらとは異なるものである。これまでの大学生の学力低下は、今まで大学に入れなかった層が大学に入ったことによって引き起こされた。すなわち、進学率の向上により大学が大衆化ししたことによって、必然的に引き起こされたという側面があった。全体を見れば、教育水準が向上し、学力の底上げがされたと捉える事の出来る一面があったのである。しかし、今日の学力低下論争は、新しい世代の学力が前の世代の学力に及ばなくなったという、縮小再生産の進行を指摘しているものである。こういった問題の根底にあるのは、「学ぶ・勉強する」ということに対する価値付けの低下である。かつては、少なくとも学校教育で展開される学習に適応する学生が、受験を乗り越えて進学していた。しかし、現在は、大学は易化し、一部の学生数確保に躍起な大学では、ほぼフリーパスで入学できる状況にある。こういった状況は、学習習慣を身につけていない大学生...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。