発達と学習

閲覧数1,480
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    タグ

    日大

    代表キーワード

    日本大学発達と学習

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    まず始めに、動機づけとは何かを述べよう。人は実際に何か行動に移すとき、“~したい、~なりたい”という欲求や要求などの内的な変化あるいは状態の動機から“こうすれば”という手段的行動を考え“こうなる”という結果(目標)を見据えて実際の行動へと表面化させるという流れを持っている。この動機から実際の行動にいたるまでの一連の流れを動機づけという。動機づけには内発的動機づけと外発的動機づけという2種類がある。それぞれを簡単に説明すると、内発的動機づけとは理解したり探索したりする楽しみや喜びのほか、成功体験をするときの喜びや満足、そのものに没頭するという感覚を得るためのものであり、もう一方の外発的動機づけとは報酬や罰といった外的規制のほかに罪悪感や恥をかきたくないという心理状態によって行動が生起されるものであるといえる。
    教育現場では「知識を得て勉強を楽しむ」などの内発的動機づけが重要視されており、学習の初期段階では外発的動機づけによる学習効果も認められているものの、学習が進むに従い、外発的動機づけから内発的動機づけへ変化させるように指導することが望ましいとされている。その理由は内発的動機づけが本人...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。