民法総則

閲覧数2,155
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    中央大学法学部通信制課程のレポートです。C評価でした。

    時効制度の存在理由につき論じなさい。

    参考文献 民法Ⅰ 内田貴 第三版
         民法の基礎1 佐久間毅 第二版
         民法講義Ⅰ 山本敬三 第二版

    タグ

    民法社会道徳法律権利時効制度問題国家訴訟

    代表キーワード

    民法総則

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    時効制度の存在理由につき論じなさい。
    参考文献 民法Ⅰ 内田貴 第三版
         民法の基礎1 佐久間毅 第二版
         民法講義Ⅰ 山本敬三 第二版
    メモ
     時効はある事実状態が所定の期間継続した場合に、その事実状態に対応する権利関係を認める制度である。
     継続した事実状態が真実の権利状態と一致していたのかどうかは問われない。
    時効が認められれば、他人の物が自分のものになり、本来ならば履行すべき債務を履行する必要がなくなるという、不道徳なことを認めることになるばかりか、真実の権利者がいた場合、真実の権利者が権利を剥奪されることになる。このような制度を法律が認めてしまってもよいのか。
    そこで時効制度の正当化理由が問われることになる。
    1、永続した事実状態の尊重。
    長期にわたって存続している事実状態を尊重して、その事実状態を前提として構築された社会秩序や法律関係の安定を図ること。
    2、権利の上に眠るものは保護に値しない。
    3、過去の事実の立証困難の救済。
    過去の事実の立証の困難を救い、真の権利者ないしは債務から解放された者を保護すること。
    清書
      時効はある事実状態が所定の期間継続し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。