E-2 相平衡(イソプロピルアルコールとベンゼンの混合溶液、組成-温度曲線の生成)(ラウールの法則から大きくずれる理由)

閲覧数4,421
ダウンロード数20
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1[目的]
    2-プロパのールとベンゼンの様々な組成の混合溶液について、組成-温度曲線を作る。
    2[原理]
    ラウールの法則 2-1)
    ラウールの法則は、
    「溶液の成分の蒸気圧が、その成分の溶液中のモル分率に比例する」と
    いうもので、もし成分 A がこの法則に従うならば、その蒸気圧はつぎのように表せる。
    PA = xA PA∗

    ラウールの法則

    式(2.1)

    したがってラウールの法則に従う溶液の成分の場合の化学ポテンシャルはつぎのようにな
    る。
    μ = μ∗A + RT lnxA

    式(2.2)

    この溶液の成分の化学ポテンシャルの式を、1mol の溶液がその純粋な成分から生成すると
    きの自由エネルギーを表す式にすると、
    Gpure = xA μ∗A + xB μ∗B

    および Gsoln = xA μA + xB μB

    式(2.3)

    となる。混合過程において、ΔGmix はつぎのようになる。
    ΔGmix = ΔGsoln + ΔGpure = RT xA lnxA + xB lnxB

    式(2.4)

    相律 1-1)
    ラウールの法則から正の方向に大きくずれる二成分混合溶液は蒸気圧...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。