教育心理学 リポート 第1、2設題

閲覧数1,187
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 16ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    『象徴機能の発生について説明せよ(説明には子どもの行動についての具体的研究例も提示する)。また、教育との関連で大切な点を説明しなさい。』
     発達は連続した過程である。しかし、一定の速度で進むのでなく、ある時期には急激な速さで、ある時期には緩やかに進む過程である。その有様は発達曲線に見ることができるが、一般的には発達の速度は早期において大きい。発達は量的増大だけでなく、質的な構造の変化の過程である。つまり、より発達した段階の構造と、より低い段階の構造とが、異なっていることを意味する。すなわち、やや長い時間軸で見れば、ある時期には前の時期には見られない特徴が表われる。ここに、発達段階を区分する一般的理由があるのである。
     発達段階はいろいろな研究者によって、いろいろな観点から区分されている。ここではエリクソンの発達段階を取り上げる。エリクソンは発達段階を乳児期・早期児童期・遊戯期・学齢期・青年期・初期成人期・成人期・成熟期に分けている。この中で、象徴機能が出現するのは幼児期の段階である。
     子どもは1歳から2歳にかけて象徴能力を表し出す。今、目の前に無い物事についても頭に思い浮かべ、自分で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。