開発経済論(貧困とは)

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    開発経済論

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    開発経済論
    貧困という言葉は辞書では「貧しくて生活に困っていること。また、そのさま。」として、JICAでは「人間が人間としての基礎的生活を送るための潜在能力を発揮する機会が剥奪されており、併せて社会や開発プロセスから除外されている状態」と定義されている。では実際問題としてはどこからが貧困なのか。そのはっきりした線引きはなかなか難しい。一般論としても貧困はいくつかの種類が存在する。まず余暇を楽しむ余裕はないが日常の生活には支障ない所得を得ている人、次に毎日を切り詰めて生活してはいるがなんとか住む家を持っている人、最後は住む家の無い、その日の食事にも困っている人である。三種類出してみたが、やはり誰もが貧しいと考えるのは最後に出てきた「住む家も無く、その日の食事にも困っている人」だ。
    現在ODAやNGOなどの団体が多方面においてその援助を世界中に向けて行っている。私は中でもODAの活動状況を調べてみた。ODAの活動は大きく分けて3つ、有償資金協力、無償資金協力、さらに技術協力である。これらは貧困削減、持続的成長、地球規模問題への取り組み、そして平和の構築が重点課題としておかれた上でなされてき...

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