教育心理学(2):合格!

閲覧数1,707
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「適応・不適応の心理的機制、またそれからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。」
     最初に「適応」という言葉の意味について考える。人間にとって、家庭や近隣、学校や職場といった社会的環境に対しての心理的・文化的「適応」がより重要な意味を持ってくる。つまり「適応」とは、個人と環境との相互作用において、両者の間に何らかの一致ないしは調和の状態がある場合をいう。このように、人間は成長する過程で、無意識のうちに自分たちが生活、仕事、勉強などを行うに適応する能力を身につけていることが分かる。この能力があるために、人間はそれぞれの国家を形成し、その国の社会に基づいて生活を営むことができるのである。
     その反対となる「不適応」とは、社会の秩序や規範に対して、自己のパーソナリティやその他の個体的条件を適合的に調和・調節させていくことが、何らかの理由でできなくなった時のことである。人間が本能的に持っている欲求を満たしたいがために、理性での歯止めが効かなくなり、社会規制などに反することを行ってしまう場合である。
     しかし、欲求を満たしたいがために自分の気持ちを抑えきれず、不適応に陥る人ばかりでは社会は成...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。