1.実験目的
1)ヒトの肘関節まわりの筋が発揮している筋張力を,モデルおよび筋電図を用いて推定する.
2)筋疲労によって,1)の方法で推定した筋張力が,関節角度の違い,筋の違いによって,どのように変化するか考察する.
3)筋疲労によって,筋収縮がどのように変化するかについて,周波数解析を用いて考察する.
2.実験装置
今回の実験装置について、以下にシステム構成図を示す。
図2-1 システム構成図
2.1 実験機器
・NIHON KOHDEN Ag/AgCl電極
・生体アンプ Multi Channel Amplifier NIHON KOHDEN
型番:MEG/6108M
・オシロスコープ FOUR CHANNEL DIGITAL STORAGE OSCILLOSCOPE Tektronix 型番:TDS2014
・ひずみアンプ KYOWA STRAIN AMPLIFER
型番:DPM-711B
・ひずみゲージ
・ポテンショメータ
・WE A/D変換ボード YOKOGAWA 形式:WE400
3.実験方法
1)被験者:2名(右利き)
2)筋電図:腕橈骨筋(BR)と上腕二頭筋(BB),上腕三頭筋(TB)
3)運動課題
・肘関節角度90度における屈曲および伸展の最大随意収縮(Maximum Voluntary Contraction : MVC).
・30%と50%MVCのトルクレベルで等尺性収縮の肘屈曲課題(疲労するまで)
・それぞれ2種類の肘関節角度(30°,90°,完全伸展位=0°)で行う.
4)実験手順
・おもりを用い,ひずみゲージ(力センサ)の較正値の計測(calibration)
・角度計のcalibration
・EMG電極を筋腹に装着
・EMGの確認と生体アンプのcalibration
・肘関節角度90°でMVCを数回計測
・等尺性収縮の屈曲課題
・モデルのための形態計測+被験者の身体的特性(身長,体重,年齢など)
Experiments in Control Engineering for System
機械システム制御実験
生体制御実験
アフターレポート
1.実験目的
ヒトの肘関節まわりの筋が発揮している筋張力を,モデルおよび筋電図を用いて推定す
る.
筋疲労によって,1)の方法で推定した筋張力が,関節角度の違い,筋の違いによって,どのように変化するか考察する.
筋疲労によって,筋収縮がどのように変化するかについて,周波数解析を用いて考察する.
2. 実験装置
今回の実験装置について、以下にシステム構成図を示す。
図2-1 システム構成図
2.1 実験機器
・NIHON KOHDEN Ag/AgCl電極
・生体アンプ Multi Channel Amplifier NIHON KOHDEN
型番:MEG/6108M
・オシロスコープ FOUR CHANNEL DIGITAL STORAGE OSCILLOSCOPE
Tektronix 型番:TDS2014
・ひずみアンプ KYOWA STRAIN AMPLIFER
型番:DPM-711B
・ひずみゲージ
・ポテンショメータ
・...