教育方法学特殊研究1-2

閲覧数1,194
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    教師主導と学習者主体の教育には一長一短がある。両者の得失を述べて実際の学習指導の設計方法について論ぜよ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     教師主導と学習者主体の教育には一長一短がある。両者の得失を述べて実際の学習指導の設計方法について論ぜよ。
     西之園晴夫は学習指導要領について「すべての内容が、重複や矛盾なく、完全な系統性をもったまま整然と納められている。(1)」といっており、「順番に理解することができれば、短時間のうちにたくさんの内容を修得させられる可能性がある(少なくともそう信じられている)。(2)」と言っている。このように、示されている通りに学べばよいという方法は、一斉に授業を進められるという利点があると考える。
     しかし、現代の日本は教育財政の圧縮や、福祉国家としての役割が維持できなくなってきたうえに、既存の知識・技能を学ぶだけでは十分ではなく、「自ら学び自ら考える(3)」ことが重要とされるようになった。そのために、学習者は教員から教えられるだけでなく、表現力を高め、自ら問題を発見し解決する能力を高めることが強く求められるようになったと考える。
     では、学習者主体の学習をすすめれば良いのだろうか。また、教師主導は本当に良くないのか。それらを考えるために以下に利点と欠点を列挙する。
    【教師主導の教育の利点】
    ・教...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。