理科教育法2

閲覧数2,049
ダウンロード数10
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「(1)子どもたちが生活している「地域の自然」を教材化する必要性を2つの観点から解説せよ。
    (2)そのうち1つの観点から、あなたの居住している地域の自然を教材化した事例(授業の展開例)を示せ。」
    1章 「地域の自然」を教材化する必要性について
    設題に挙げられる2つの観点とは、①「子どもの自然認識」、②「理科教育・環境教育の目的」であり、その2つの観点から「地域の自然」を教材化する必要性を考察している。
    ①「子どもの自然認識」という観点からの必要性について
    子どもの自然認識には、「事実認識」「原理・法則的認識」「世界了解的認識」という3つのレベルがある。第1のレベルである「事実認識」は、個別の事物、現象をそのまま認識すること。第2のレベルである「原理・法則的認識」は、先ほどの事物や現象の法則や法則が成り立つ理由を認識することである。そして、第3のレベルである「世界了解的認識」とは、自然の事物・現象や法則が他の事物・現象・法則とどのように関わっているか、人間にとっての意味や意義を、他の存在や私たちの生活との関わりで認識することである。この第3のレベルの認識をするためには、子どもたちにとって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。