学校カウンセリング②精神分析的・来談者中心など

閲覧数2,701
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    精神分析的カウンセリング,特性因子理論,来談者中心カウンセリング,行動療法などの共通点と相違点について述べる。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    カウンセリングには様々な理論がある。そのいくつかを取り上げて共通点と相違点を整理せよ。

     

    <精神分析的カウンセリング>

    精神分析の人間観は、本来人間は動物的・本能的で快楽を求めるものとする。そして親や過去の体験によって規制があたえられるとそこにこだわりが生じ、独特の性格になる。私たちの心には、苦痛を避け快の感覚を求めとする「イド」、道徳や良心を基準とし理想を求める「スーパーエゴ」、現実の状況に照らして、スーパーエゴとイドを調整する「エゴ」の三重構造がある。イドとスーパーエゴの葛藤により、不安・罪悪感・恥などの心の緊張状態が引き起こされ、これらを解消するためエゴの無意識的な「防衛機制」が働き、心の安定を保っている。このバランスが崩れ、精神の中で抑圧され蓄積される事で問題行動が発生する。精神分析は、このアンバランスを修正することだとし、自分の中に受け入れられずに抑圧していた無意識を意識化し受け入れることで、洞察が深まり問題が解決すると考えた。人は過去にいろんな嫌なことを解消しきれないままにしていることが多く、その部分をその人が受け入れることができるように、その部分をテーマに話...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。