外国史レポートです。参考にしてください。
秦の天下統一の意義を述べよ。
春秋時代に保たれていた周王室の権威も徐々
に衰えていき、戦国時代には周王朝の権威は
地に墜ち、周は一諸侯となってしまう。
そして、春愁の初め百数十あった諸侯も戦国
時代に入ると戦国の七雄と呼ばれる、韓・魏
趙・斉・燕・楚・秦の7国があった。
春秋時代と戦国時代を分けるポイントは、周
王室の権威と衰退と並び下克上の風潮が強ま
ったことがあげられる。晋が臣下の国である
韓・魏・趙の3国に分裂したことなどが挙げ
られる。そして、7国は互いに他の諸国より
も優位に立つべく富国強兵に力を入れる。
つまり戦国時代は、実力本位の時代であり、
その7国でもっとも富国強兵に成功したのが
秦である。
この秦を中心に戦国時代の状況、歴史的な流
れを観ていく。秦は襄公(前778-766)
の時、周の東遷に際して王室を護衛した功に
より岐山以西の地を与えられ、その後、穆公
のとき、百里けいを用いて勢力を拡大した。
戦国時代になると、孝公(前381-前33
8)は商おう(前390-前338)を用い
て二度に渡る改革を行った。
商おうの第1時改革のおもな内容は、①隣保
制度を組織して連...