発達心理学3

閲覧数1,812
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1.更年期の生物学的・心理学的側面について
    2.老年期における依存性(経済的・身体的・感情的依存)について

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 女性にとって更年期は、中年期に標準的に生じると考えられる数少ない生物学的な変化の1つである。更年期は、月経の停止として定義される。月経の停止は、転換期として知られている加齢過程におけるより長い段階の一部であり、女性が、人生の生殖的段階から非生殖的段階へと移行する期間である。しかし、更年期の始まりと終わりの時期及び更年期に対する女性の生理学的反応には幅広い個人差がある。更年期の年齢が歴史的に変化しているかどうかは、はっきりしていない。現時点の知見によれば、初潮の年齢と更年期の年齢に関連はないとされている。
     更年期は1つの過程として記述される事が最も適しているため、近更年期、更年期、後更年期という3つの段階に分類される事が多い。近更年期は不規則な月経、ホルモン産出量の減少、FSHのレベルの増大によって特徴づけられる、はっきりとは定義できない段階である。この近更年期の中央値は3.8年と推定されているが、大きな個人差があり、近更年期の長さは、主として生理学的に決定されると考えられている。更年期そのものは、月経が12カ月間さかのぼって連続して生じなかった事によって定義される。後更年期は、更...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。