① ギニア湾沿岸
ギニア湾はアフリカ大陸の中西部に位置しており、ガーナやコートジボワールなどの国に接している。気候は熱帯雨林気候で、沿岸部は年中多雨で高温なため原生林が広がっている。しかし、北緯8度付近ではサバナ気候となり、雨季と乾季が繰り返される。また、昼夜の気温差が大きく異なるのも特徴である。
ギニア湾周辺には、石油を始めとした鉱物資源に恵まれており、重要な財源となっている。
世界の農林水産業
ギニア湾沿岸
ギニア湾はアフリカ大陸の中西部に位置しており、ガーナやコートジボワールなどの国に接している。気候は熱帯雨林気候で、沿岸部は年中多雨で高温なため原生林が広がっている。しかし、北緯8度付近ではサバナ気候となり、雨季と乾季が繰り返される。また、昼夜の気温差が大きく異なるのも特徴である。
ギニア湾周辺には、石油を始めとした鉱物資源に恵まれており、重要な財源となっている。
農業の面では、森林を切り開いての焼畑農業が行われている。もともと、農耕の起源はアフリカにあり、古くからの農作業が色濃く残っている地域でもある。作物はヤムイモやタロイモなどのイモ類が主流である。また、19世紀末の植民地政策によって、カカオ・コーヒー・ゴムなどの栽培も行われるようになり、現在では重要な輸出品となっている。また現在は、人口増加による焼畑の拡大が進んでおり、過剰な森林破壊が問題となっている。そのほか、原始的農法を維持しているために、自然界の影響を強く受けるために生産性の面で問題がある。
東南アジア
東南アジアの気候は、熱帯雨林(熱帯モンスーン)気候である。季節風によって、夏の雨季と冬の乾...