1.溶液の部分モル体積 評価:優

閲覧数2,258
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [1]要旨

     一定温度で試料溶液の濃度と密度の関係を求め、各成分の部分モル体積を計算する。

     各フラスコと試料溶質とを秤量し、正確に濃度の決められた2,4,6,8,10wt%前後の溶液を作る。各濃度の試料を比重瓶に適量入れ、30℃に調節された恒温槽に浸し、10~15分ほど放置する。栓を比重瓶に差し込み、周りについた余分な水分をよく拭き取り、5分ほど放置する。比重瓶を秤量し、各溶液の密度を測定する。

    実験でえられたデータをもとに水溶液の濃度と密度の関係を求め、各成分の部分モル体積を計算し、その妥当性を評価する。
    [2]実験結果

    (1)比重瓶の有効体積の測定

    乾燥した比重瓶の質量と水を満たした比重瓶の質量を以下の表に示す。
    表1. 乾燥した比重瓶の質量と、水を満たした比重瓶の質量

    比重瓶と栓の質量(g)

    比重瓶と栓と水の質量(g)

    20.459

    45.120
    比重瓶に含まれる水の質量を水の密度の値で割れば比重瓶の有効体積が求められる。30℃における水の密度dはd=0.99564 g cm-3であることより、比重瓶の有効体積Vを求める。
    この値で各試料溶液の質量を割ればその...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。